導入事例
大和ハウス工業株式会社様
「英語、中国語(簡体字・繁体字)の外国人向け問い合わせフォームをWEBCASで作成しました。すぐにレスポンシブ対応できたうえ、広告効果検証も簡単にできるようになって重宝しています。」
2017年08月07日掲載
大和ハウスのグループ会社で、不動産売買・仲介事業を行う大和ホームズオンライン様は、2015年12月に外国人向けWebサイトの問い合わせフォームを運用するシステムとして、アンケート・フォーム作成システムWEBCAS formulatorを導入されました。大和ホームズオンラインのWebマーケティングご担当者様と協力会社のWeb制作ご担当者様に、WEBCAS導入の経緯やご活用状況などについて伺いました。
(※2019年3月1日、大和ホームズオンライン様は親会社である大和ハウス工業様との合併のため、社名が大和ハウス工業に変更となりました。インタビュー当時は旧社名「大和ホームズオンライン株式会社」で事業を行われていたため、事例本文は旧社名で掲載しています)
大和ホームズオンラインは、都心の中古マンションを中心に扱っている大和ハウスグループのグループ会社です。当社の特徴は、自社で買取った物件に対して「大和ハウスのマンション事業で培ったノウハウを活かしたリフォーム・リノベーション」を行っていることです。たとえば“給排水まわり”は経年劣化するので適切に改修しないとトラブルやクレームになりやすいところですが、当社は専有部分の給排水周りをきちんと改修しておくなどして、居住者様やオーナー様に安心していただけるような対応を行っています。 なかでも私たちは、大和ホームズオンラインのWebマーケティングを担当しています。
当社はフォーム作成システムWEBCASを、外国人向け不動産サイト「Property Investment Japan」のお問い合わせフォームを運用するために利用しています。「Property Investment Japan」は現在、英語、中国語(繁体字/簡体字)の3言語で運用していますので、問い合わせフォームもこの3言語に対応しています。 他にもWEBCASは、「住まいのバトン」という当社日本語サイトのお問い合わせフォームや、ちょっとした社内アンケートにも使っています。
外国人向け不動産サイト 「Property Investment Japan」
海外の方が日本の不動産を購入されるケースが増えてきたので、当社も2015年より海外事業を開始したことがきっかけです。まず、多くの外国人の方が頻繁に利用するFacebookページを先行して立ち上げて、その後英語版Webサイトを構築することになりました。サイトを構築すれば当然“問合せフォーム”を設置することになりますが、構築をシステム会社に一から依頼するのは後々の運用を考えると難しいのではと思っていました。
当社は新規事業を立ち上げたわけなので、当初の想定とユーザーの反応が違うようであれば、スピーディに戦略を練り直す必要があります。Webマーケティングを担当している私たちも、Webフォームの質問項目は何が適切なのか随時検証を行い、結果がわかったらすぐに改善していきたいと考えていました。 しかし、システム会社に問い合わせフォームを新たに構築してもらうとなると、後で項目を変更するにも、見積もりをとったり、指示書を作成したり…など手間や時間がかかり、コストも高くつきます。
「効果向上を図るため、Web問い合わせフォームをいつでも気軽に変更できるようにしたいと考えていました」(岸下様)
そのため今回は、「プログラマー、デザイナーではない私でも、簡単にフォームを編集できる多言語対応のWebフォーム作成システム」を導入したいと考えました。
まずは、お付き合いのあったソフトウェア開発会社に相談しましたが、そちらは外国語対応のフォーム作成システムは扱っていなかったので、インターネットで我々の要件を満たせるツールを探しました。そこで見つけたWEBCASは、多言語に対応したWebフォームが作れることに加え、多種多様な大手企業や、陸上自衛隊など官公庁にも多数の導入実績があったので、セキュリティ体制はもちろん、フォームの安定性も問題ないと判断できました。運用コストも妥当だったので、WEBCASを導入することにしました。
WEBCASで作成したフォームはすぐにレスポンシブ対応できたのがよかったです。エイジア(現WOW WORLD)さんに問い合わせをしたらすぐ必要なデータを送っていただけて、素早く簡単に対応できたので助かりました。
いくつかあるので挙げさせていただきます。
1.広告効果がきちんと測れること
WEBCASでは特に設定しなくても、お問い合わせ毎にIPとリファラーが取得できるのですが、これはとても良いです。IPとリファラーがあれば、「どの国から」「どの広告から」来た問い合わせなのか、などの情報が簡単にわかります。私たちはこれら問い合わせに紐づいた各種情報の分析結果を、次月以降の広告予算の割り振りに活用しています。ちなみに今はFacebook広告の効率が圧倒的に良いので、こちらに予算を集中して投下しています。
「WEBCASで取得できるIPやリファラー情報は広告効果の測定に欠かせません。」(金子様)
2.フォームのサンキューページにコンバージョンのタグが設置できること
WEBCASで作成したフォームのサンキューページには自由にタグが設置できるので、媒体毎のコンバージョンタグを入れています。これにより、解析ツール上でコンバージョンと紐づいた分析を行っています。
3.中国語(簡体字・繁体字)に対応できたこと
当社が英語版サイトを立ち上げた後、中国語サイトも立ち上げることになったのですが、WEBCASの多言語版フォーム作成システムでは、中国語、しかも簡体字・繁体字どちらにも対応していたので、各言語に対応したフォームを問題なく設置することができました。
今は「海外在住の外国人が日本の不動産を購入する」よりも、「日本国内にお住まいの外国人が、日本の不動産を購入する」問い合わせが増えておりますので、Webの施策もそのニーズに対応した形で進めています。先般WEBCASで申し込みを受け付けた「外国人向け不動産購入セミナー」も非常に好評で、日本国内にお住まいの様々な国のご出身者にご参加いただきました。
これからも効果検証やトライアンドエラーを行いながら、WEBCASを継続的かつ効果的に利用していきたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。
アンケート・フォーム作成システム
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