製品のお知らせ
2025年07月09日
SaaSの開発・提供を通して企業や団体のCX向上を支援する株式会社WOW WORLD(ワオワールド/本社:東京都品川区、代表取締役社長:美濃 和男、以下、当社)は、電子認証局として世界的に信頼される米デジサート・インク(DigiCert Inc. 本社:ユタ州リーハイ、非公開企業)の日本現地法人であるデジサート・ジャパン合同会社(本社:東京都中央区、職務執行者:マイケル・ユージーン・ジョンソン、以下、DigiCert社)と正規販売代理店契約を締結し、BIMI(Brand Indicators for Message Identification)対応を支援するサービス提供を開始いたします。
当社は、メール配信やWebアンケートを軸とした、企業とその顧客の双方向コミュニケーションを実現する自社開発のクラウドシステム「WEBCAS」シリーズを提供しています。近年、なりすましやフィッシング攻撃などのメールセキュリティ脅威が増加する中、企業が送信するメールの信頼性とブランドの視認性を高める手段として、BIMI導入への関心が高まっています。
このような背景と、お客様から寄せられる「BIMIの設定方法やVMC(認証マーク証明書)の取得方法がわからない」「DMARCのポリシーを上げていいか判断できない」といった声を受け、当社はDigiCert社と正規販売代理店契約を締結し、クライアント企業のBIMI導入を一貫して支援することといたしました。
BIMIは、送信元ドメインを認証するDMARC※1(Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance)によって確認されたメールに、企業のブランドロゴを表示させる技術です。ロゴを表示することによって正規の送信元からのメールであることを視覚的に示すことができます。これにより、なりすましやフィッシング攻撃の防止に役立つほか、受信者がブランドを認識しやすくなることで開封率の向上が見込めます。
※DMARC:メールに表示された送信元(ヘッダーFrom)ドメインから正規に送信されたメールであるかどうかを認証し、なりすましメールやフィッシング詐欺を防ぐ技術。SPF(エスピーエフ:Sender Policy Framework)やDKIM(ディーキム:DomainKeys Identified Mail)といった認証技術をもとに、認証に失敗した場合のメールの取り扱いをポリシーとして定義することで強固なメールセキュリティを実現できる。
本正規販売代理店締結に伴い、当社はDigiCert社が提供する「マーク証明書」の日本における正規販売代理店として、DMARCのポリシー引き上げ支援からBIMIの導入に向けた認証マーク証明書(VMC:Verified Mark Certificate)もしくはコモンマーク証明書(CMC:Common Mark Certificate)の取得・申請、DNSの設定支援までをサポートいたします。
米デジサート・インクは、インターネット上で人と企業が電子的な信頼でつながることができるようにする、デジタルトラストの世界的なリーディング・プロバイダーです。そのデジタルトラストを強固にするプラットフォームがDigiCert® ONEです。パブリックトラストとプライベートトラストの幅広いニーズをめぐって一元的な可視化と制御を実現し、ウェブサイト、企業のアクセスと通信、ソフトウェア、ID、コンテンツ、デバイスを保護します。デジサートは、受賞歴のあるソフトウェアと、標準、サポート、運用に関する業界のリーダーシップとを結び付けており、全世界の主要企業に選ばれるデジタルトラストプロバイダーです。
また、デジサート・ジャパンは米デジサート・インクの100%関連会社です。
WOW WORLDは、メール配信やフォーム作成を軸としたコミュニケーションシステム「WEBCAS(ウェブキャス)」やエンゲージメントソリューション「WOW engage(ワオエンゲージ)」の企画開発・販売を通して、企業のマーケティング活動とカスタマーサクセスにおける課題解決を支援しています。
主な事業内容 | コミュニケーションシステム「WEBCAS」シリーズの開発・販売 エンゲージメントソリューション「WOW engage」の開発・販売 メールコンテンツやWebアンケートのコンサルティング・制作 |
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代表者 | 代表取締役社長 美濃 和男 |
本社所在地 | 東京都品川区西五反田7-20-9 |
設立 | 1995年4月 |
資本金 | 1億円 |
URL | コーポレートサイト https://www.wow-world.co.jp |