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サイト会員やメルマガ会員を本気で増やす方法

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メールマーケティングをやりたいけれど、そもそもメールを配信できるWebサイトの会員が少ない

こんにちは。メール配信システム「WEBCAS e-mail」のマーケティングチームです。
今回のテーマは「サイトやメルマガの会員数を増やす方法について」です。

「メールマーケティングをやりたいけれど、そもそもメールを配信できるWebサイトの会員が少ない」そんな悩みを抱えているEC事業者様や、Webサービス事業者様は少なくないのではないでしょうか。今回は、“メールマーケティングを行う以前にまずは会員を増やしたい!”という方向けに、当社で取材した企業様の成功事例をご紹介します。

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Web会員登録者数は予想の20倍!しかも、コンバージョン単価を約60%も下げることに成功

最初にご紹介するのは、クリエイティブ業界に関わる人々にお仕事とコミュニケーションの機会を提供している、クリーク・アンド・リバー社様の成功事例です。

クリーク・アンド・リバー社様は自社で運営している情報サイト「CREATIVE VILLAGE」において、Web会員を増やすためのある施策を実施しました。その結果、会員獲得単価を約60%も下げることに成功したうえ、予想の20倍も会員が集まったそうです。

同社は一体どのような施策を行ったのでしょうか。その一部をご紹介します。

株式会社クリーク・アンド・リバー社ご担当者様

株式会社クリーク・アンド・リバー社ご担当者様

株式会社クリーク・アンド・リバー社 ご担当者様

会員数大幅アップを実現した施策とは?

クリーク・アンド・リバー社様が行った施策は、クリエイター向けの心理診断Webコンテンツ「クリエイター☆未来診断」です。このWebコンテンツは、クリエイターの成功タイプを6タイプに分け、簡単な心理テストで「自分はどの成功タイプか」を診断するというものです。

心理テストを進めていくと、最後にメールアドレス入力画面にたどり着き、ここでメルマガ登録をすると診断結果が見られるという仕掛けになっています。

この施策の素晴らしいところは、ユーザーが診断コンテンツを“自分ごと”として楽しめるだけでなく、「結果が見たい!」と強く思える点です。そして、それが同社の目的(「CREATIVE VILLAGE」の会員登録)につながっている点です。

一般的に、会員を増やすにはまず自社の名前や商品・サービス名を認知拡大させる必要があります。しかし、自社商品の名前でプロモーションを行うのと、クリーク・アンド・リバー社様のようにユニークなコンテンツをフックにプロモーションを行うのとでは、確実に後者のほうがユーザーの興味を喚起でき、かつ会員獲得単価も抑えられるのです。

診断結果後のフォローメールは、35%以上の開封率を記録

Web会員登録数を大幅に増やすことができた同社は、今度は心理テストを行った方に対して個別のフォローメールを配信することにしました。具体的には、「クリエイター☆未来診断」には6つのタイプがあるため、各タイプの方の嗜好に合った内容のメールを作成・配信したのです。その結果、どのタイプ向けのメールも開封率が35%越えと非常に高い効果が出たそうです。

新規会員の伸び率がおよそ1.4倍に!

次にご紹介するのは、「フィガロ ジャポン」「ニューズウィーク日本版」「Pen」等の人気雑誌や書籍を出版している株式会社CCCメディアハウス様の成功事例です。

CCCメディアハウス様は、出版事業のほかにもオフィシャルWebマガジン「madame FIGARO.jp」を運営しており、同Webページ上に「メルマガ登録フォーム」を掲載していました。しかし、これだけではなかなかメルマガ会員が増えないという悩みを抱えていました。そのため、視点を変えてメルマガ会員登録のフローを変更したのです。

株式会社CCCメディアハウス ご担当者様

読者アンケート・プレゼント応募から新規会員を獲得!

CCCメディアハウス様は、読者アンケートの回答者様やプレゼント応募者様をメルマガ会員に取り込むことができれば、大幅に会員数を増やせると考えました。そこで、読者が読者アンケートへの回答やプレゼント応募を行う場合、会員でない方にはまずメルマガ登録を行っていただき、その後にアンケート回答やプレゼント応募ができるというフローを構築しました。

メルマガ会員登録のフロー(イメージ)

メルマガ会員登録のフロー(イメージ)

メルマガ会員登録のフロー(イメージ)

これにより、今まで「その場かぎり」になってしまっていた読者アンケート協力者様とプレゼント応募者様を新規メルマガ会員として取り込めるようになり、会員の伸び率は1.4倍にもなりました。

まとめ

Webサイトの会員やメルマガ会員を増やすには、「個人情報を教えることに見合う対価を受け取れる」とユーザーに感じてもらうことが必要です。そのためには、たとえば上記に上げたような“自分ごと”なコンテンツやプレゼントキャンペーンなど、ユーザーにとってメリットのある情報を用意しなければなりません。

そして、獲得した会員と長期的な関係を保つためには獲得後のコミュニケーションも非常に重要です。たとえば、せっかく獲得した会員にむけて自社の商品をメルマガでしつこくPRするだけでは、ユーザーは離れていってしまいます。会員獲得からその後のフォローまでを一つひとつ丁寧に企画し、実行に移すことが大切ではないでしょうか。

本事例を参考に、みなさまもメルマガ会員を増やし、そして会員の皆さまと長期的な信頼関係を築ける施策を考えてみてください!

当社WOW WORLDでは、上記の事例のように「会員を増やしたい」というお悩みを抱えている企業担当者様に、マーケティングコミュニケーションシステムWEBCASを活用した、様々な方法をご提案することが可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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(※株式会社阪急コミュニケーションズは、2014年10月1日にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が事業を承継し、同社100%子会社となる株式会社CCCメディアハウスとして現在事業活動を行っています。インタビュー当時は旧社名で事業を行われていたため、旧社名で掲載しています)

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コラム執筆:株式会社WOW WORLD 浅野 真理子

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