一般的なメール配信クラウドサービスは、複数の利用企業が同じ環境を共有するため、カスタマイズを行うことはできません。これでは「自社の運用に合わせたシステムを構築したい」「自社のセキュリティポリシーに対応したい」という企業様には不向きです。
メール配信システムWEBCAS e-mailはクラウドサービスでありながら、各企業様の運用に合わせた様々なカスタマイズが可能です※。物理的に離れた場所にある複数のデータベースや他システムとも柔軟に連携し、効果的なメールマーケティング基盤を構築できます。
※クラウドサービスだけでなく、自社環境にシステムを設置できるパッケージ導入版もご用意しています。
特徴、機能一覧、料金プランなど、WEBCASの詳細資料(PDF)をご確認いただけます
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クラウドサービスでありながら、カスタマイズができるのはなぜですか?
クラウド環境自体は他社と共有しつつ、アプリケーションを個社で占有する運用ができるためです。 また、当社はパッケージ導入版を長く提供してきたため、カスタマイズにおける豊富なノウハウと経験を持っています。一般的なクラウド(ASP)業者では対応が難しいカスタマイズでも、当社なら対応可能な場合が多くございます。
たとえばどのようなカスタマイズができるのですか?
様々なカスタマイズに対応できますが、具体的な事例をいくつかご紹介いたします。
売上データと連動させるようなカスタマイズも可能ですか?
ECシステムとWEBCASを連携し、分析レポート画面で「メール配信からの売上」を具体的に把握できるカスタマイズも可能です。担当者様ご自身が、メール内の「どのコンテンツがどの程度の売上をあげたのか」が手に取るようにわかるため、より実践的な効果検証・分析が行えるようになります。
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近年は、企業が保有している顧客情報、購買情報、Webアクセス履歴等のビッグデータ分析に基づいた、高度なOne to Oneメールマーケティングが求められています。メール配信システムWEBCAS e-mailのSaaS版は、CDPやレコメンドエンジン、アクセス解析ツール等と柔軟に連携し、効果的なメールマーケティングを実現します
メール配信システムWEBCAS e-mailと連携が可能なシステム・サービスを、掲載を許可いただいたシステムのみご紹介いたします。(掲載ツール以外にも連携実績はございますので、詳しくはお問い合わせください。)
外部システムとWEBCAS e-mailを連携すると、どんなことができるのですか?
いくつかご紹介します。
1. AWSとメール配信の連携
AWS上のデータベースと連動した、大量・高速メール配信が実現します。特に、日本国内の携帯キャリアの受信制限を十分考慮した配信基盤を構築できるのが特徴です。具体的には、Amazon Direct Connect(専用ネットワーク接続)をベースに専用回線を敷設することで、最短1週間でAWS上にメール配信インフラを構築、2週間での運用開始が可能となります。 AWSとメール配信システムWEBCAS e-mailの連携については、ランサーズ様(クラウドソーシング)、セイコーエプソン様(大手製造)、ベイクルーズ様(アパレルEC)等、多数の導入実績があります。
2. レコメンドエンジンとメール配信の連携
顧客のWebサイト内の行動履歴・購買履歴を基に、顧客一人ひとりにパーソナライズしたオススメ情報(レコメンド情報)を、メールマガジンのコンテンツとして盛り込むことができる「レコメンドメール」の配信が実現します。年齢、性別等の属性情報だけでなく顧客一人ひとりの行動パターンに合わせたメールを配信できるため、非常に高いクリック率・コンバージョン率が見込めます。
3. DMPとメール配信の連携
プライベートDMPに蓄積されたWebサイト上の行動情報や顧客属性情報、様々な外部データなどをもとに分析・抽出された配信対象に、WEBCAS e-mailでメールを配信できます。たとえば、「“海外旅行に興味のある子どものいる女性”にファミリー向け海外旅行のキャンペーンメールを送る」といったことや、「“過去3ヶ月以内に商品Aを購入したビジネスマン”に同じブランドで使えるクーポン券を配信する」等、ユーザーの興味関心・嗜好性に高い精度でマッチしたメールマーケティングを実現できます。
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メール配信システムWEBCAS e-mail は、すでに活用している「顧客情報データベース」「基幹システム」「EC運営システム」「キャンペーンデータベース」など、離れた場所(データセンター)で管理されている、複数のデータベースとの連携が可能です。
複数データベースと柔軟に連携できるのは何故ですか?
WEBCASには、当社が独自に開発したデータ連携ツールが組み込まれているためです。これにより、複数組織にまたがるシステム構築や、地方の支店等を分けた運用、会社間をまたいだデータベースとの連携が可能となり、それぞれのデータを生かしたメールコミュニケーションがスピーディに実現します。
WEBCASは連携パターンが充実
データベースとメール配信システムを連携させる場合、多くのメール配信業者はバッチ処理で対応します。具体的には、メール配信クラウド側に貴社のメール配信用データベースを用意して、貴社のデータベースからSFTPサーバ等を経由し、バッチ処理でメール配信クラウド側のデータベースを自動更新します。当社では、このようなバッチ処理による連携はもちろん、貴社の顧客データベースとWEBCASクラウドサーバーをVPN回線等で直接連携し、メール配信用の顧客データ(宛先アドレス・差し込み情報・抽出情報)を参照する独自の連携が可能です。
株式会社ノエビアホールディングス様
「当社では、顧客データベースとWEBCAS e-mailのクラウド版を連携させ、ECサイトの会員向けにメールを配信しています。 一般的に、データベースとメール配信クラウドサービスの連携にはバッチプログラムを組む手法が用いられますが、自社でバッチプログラムを組む我々にとってはハードルが高いため、採用しませんでした。なぜかというと、もし処理が失敗した場合にはバッチプログラムのどこがおかしいかを社内で一つひとつ調査して都度修正対応するなど、膨大な手間がかかるためです。当社ではこのリスクを避けるため、データベースと直接連携できるWEBCAS e-mailを導入しました。WEBCASを導入したことで、システム部門の対応業務を最小限に抑えながら、顧客データベースを参照したきめ細やかなメールを一人ひとりに送れるようになりました」